インドカレーとコーヒーと

書きたい時に書く。

2022-01-01から1年間の記事一覧

ニュー・レリジョン・プログラム

クリスマスは如何に過ごされるべきだろうか。 由緒正しきカトリック教徒たちのように、キリストへの思いを胸に抱きながら、一家団欒の時を我が家で過ごすべきだろうか。 それとも、キリストとは縁もゆかりもない人々のように、酒・金・セックスで彩られた年…

Go Bankrupt

私は破綻しました。自分の力を過大評価したからです。自分の能力に見合わない将来を望み、分不相応な生活を続けてきたからです。 人当たりの良さだけで生きてきました。周囲の人が望むように生きるため、勉強しました。勉強すると、人々の期待はさらに高くな…

東京の夜景

12月の午後6時は、都心が一年の内で最も輝く時間帯だ。 師走の忙しさと日の沈む早さから、高層ビルの明かりはどの季節にも増して光り輝き、満天の星空のような絶景を労働者たちに恵んでくれる。 報われない、退屈な労働の後に見るそうした光景は、肌を刺すよ…

大学院進学で得たもの

2022年がもう終わる。本当に、あっという間だった。 自分は結局、この一年で何を学んだのだろうか。去年の自分から、少しは進歩しただろうか。 私はこの1年で少なからず鍛えられた気がするのだが、どうやら周りの意見は違うらしい。 私が思うに、私がこの一…

人生の消化方法について

最近、これから何をして生きていこうかと、真面目に考えるようになった。もっと早く考えるべきだったかもしれない。 自分が本当にやりたいことは何か、今それが出来ているかと考え始めると、あっという間に時間が経ってしまう。 仕事はしないといけないだろ…

生卵

生卵を割ることは、世界で最もグロテスクな行為かもしれない。 卵型の顔が美形を定義づける要素の一つとしてよく取り上げられるように、卵の形は世間一般からも美しい形として認識されている。 その一点の曇りもなく白く、滑らかで美しい殻を無惨にも破壊し…

休みの計画

大学の講義もひと段落し、ようやく長期休暇に入った。まだレポートは残っているし、勉強しなければならない事柄も多いが、少し気は楽になった。これで久しぶりに美術館・博物館に行くことができるし、車通りが少ない地域まで輪行してサイクリングもできるだ…

My new coffee mill... (Timemore 栗子C2 Max)

Abstract めでたいことがあったので、新しいコーヒー器具を買った。ミルとドリッパーとキャニスター、さらにサイフォン掃除用のブラシである。ミルは決して安い買い物ではなかったが、趣味はお金がかかるものであるし、これまで使ってきたミルの刃が痛んでき…

インドカレーの誘惑

Abstract 「学生セット日替わり辛口ナンアイスコーヒー。」 入店から注文完了までにかかる時間は数秒。単語を一つ一つ区切らないことで、インド人(ネパール人)の発音に近づける。郷に入っては郷に従うのが私のセオリー。 タンドリーチキンやビリヤニは頼ま…