インドカレーとコーヒーと

書きたい時に書く。

眠れなくなると分かっていても

Abstract

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 コーヒー。私の大好物だ。
 1日あたり、平均マグカップ3杯ほど飲んでいる。コーヒーカップでは6杯、約900mlだ。スタバのグランデ2杯弱といった方がわかりやすいかもしれない。
 特に「ブラジルの豆が好き」とか、「モカしか勝たん」といった好みがあるわけではない。むしろ私は味音痴なので、あまり違いがわからない。なので、味よりも匂いにこだわることが多い。

なぜコーヒーを淹れるのか

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 味よりも匂いにこだわる人にはわかるかもしれないが、コーヒーはミルで豆を挽く時とフィルターの上で蒸らす時が一番楽しい。もちろん飲む時も幸せなのだが、コーヒーの香りはその二つの作業の間で最も際立つのだ。
 この芳醇な香りは、コーヒーを淹れる人だけの特権である。

 また、淹れる作業は動作としても楽しい。豆をミルでゴリゴリと潰す感覚は一度知ると病みつきになるし、ドリップ時にうまく豆が膨らんだ時には憂鬱なことを全て忘れてしまう。
 コーヒーを淹れる喜びを知らない人は皆不幸なのではないか、とも思う。

コーヒーとの馴れ初め

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 私がコーヒーを飲み始めたのは小学生の時だった。何年生の頃だったかは覚えていない。当時、中学受験を間近に控えていた私は寝る間も惜しんで勉強していた・・・正確には寝る前になったら勉強していた。しかし、小学生にとって夜の10時はあまりにも遅すぎた。

 うつらうつらしながら不可読な文字を書き連ねていくのを見かねた父が、母の制止を振り切って部屋に持ってきたのが一杯のコーヒーだった。そのコーヒーはひどく深煎りで、カフェインの塊のような苦さだった。

余は如何にして珈琲信徒となりし乎

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 最初は眠気を覚ますためイヤイヤ飲んでいたコーヒーも、いつしかすっかり生活必需品の一つになっていた。そして高校生になった頃、ポットとミルを買った。

 最初は全くひどい出来だった。エスプレッソのようなコーヒーばかり淹れていた。当時はまだ、豆は細かく挽きすぎてはいけないことや、淹れるのに熱湯を使ってはいけないことを知らなかったのだ。

 しかし、試行錯誤を重ねていくうちに、大学生になってようやく納得のいくコーヒーを自分で淹れられるようになった。器具にも多少凝り始め、小生意気にサイフォンを買ったりもしてみた。
 しかし、結局いつもペーパードリップにしてしまう。サイフォンは、すっかりインテリアになってしまった。

 もうすぐ連休だ。久しぶりに使おうか。

今後の計画

 豆のランクを上げることは現在考えていない。今の豆でもある程度は美味しいコーヒーを淹れられるし、まだ豆のポテンシャルを引き出しきれていないからだ。
 至高の一杯を安定的に作れるようになったら、ランクを一段階あげてもいいかもしれない。でも、それはずっと先のことだろう。

 コーヒーのおかげで私は受験に成功?し、自転車操業ではあるが、発表準備と復習と課題で充実した学生生活を送ることができている。
 ありがとうコーヒー。これからもよろしく。

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 自分自身を育ててくれたコーヒーへの限りなく大きな恩。
 自分なりに少しでも返そうと思い立ったのが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一日一万杯

 感謝のドリップ!!